第76回 日本学生陸上競技対校選手権大会

閉会式

4×400mR 3位

4年生

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種目 レーン
(試技順)
名前 結果 点数
100m 予選 2 5 笹本 英希 10″60(+0.6)
5 6 鈴木 雄大 10″98(±0)
準決勝 1 7 笹本 英希 10″72(-1.9)
決勝 1 笹本 英希 10″65(-0.5) 5位 4点
1500m 予選 1 13 大石 港与 3’49″44
決勝 9 大石 港与 3’59″69 8位 1点
5000m 決勝 5 森 誠則 14’53″32
7 上野 裕一郎 13’48″28 5位 4点
10000m 決勝 10 梁瀬 峰史 30’04″40
110mH 予選 3 2 岩見 勇志 15″06(+0.3)
3000SC 予選 1 2 森宗 信也 8’59″27
2 6 山下 隆盛 9’08″12
決勝 10 山下 隆盛 8’53″70 7位 2点
12 森宗 信也 8’51″98 5位 4点
4×100mR 予選 2 4 中央大学

(鈴木,笹本,岡本,中込)

40″33
決勝 7 中央大学

(鈴木,笹本,岡本,中込)

6位 3点
4×400mR 予選 3 6 中央大学

(野口,桐井,岡本,海藤)

3’10″09
決勝 5 中央大学

(野口,桐井,岡本,海藤)

3’09″05 3位 6点
走高跳 決勝 1 椿 雅裕 2m00
走幅跳 決勝 17 鈴木 隆介 7m42(-0.4) 8位 1点
三段跳 決勝 17 木伏 直也 NM
円盤投 決勝 20 吉積 和孝 46m13
総合 中央大学 9位 25点

 

 

レポート

 

07年6月8~10日

第76回日本インカレ

監督 小栗 忠

6月8日(金)~10日(日)にかけて、第76回日本学生陸上競技対校選手権大会が国立競技場において行われました。大会期間中には、本学OB・OG、ご父母の方をはじめ、たくさんの方々に熱いご声援を頂戴し、誠にありがとうございました。

総合成績は、25点で第9位という結果でした。8位以内に入賞した選手はもちろんですが、入賞することができなかった選手も、しっかり闘うことができたと思います。9位で惜しくも涙を飲んだ選手もいますし、入賞圏外と分かっていても最後まで力を抜かずに走った者もいます。それは、選手以外の応援にまわった部員達の存在が大きかったと思います。彼らも3日間、暑さや雨にも負けず、選手と一緒になって闘ってくれました。まさに、チーム一丸、本当にありがたいことです。

さて、初日は1500Mで1年生・大石港与(みなと)が、予選で自己新記録を更新し、決勝では8位に入賞。小柄な選手ですが、根性は人一倍あります。

2日目は3000MSCで、駅伝主将・森宗、1年生・山下がそれぞれ5位、7位に入り、山下については自己新記録です。森宗は、駅伝主将という重圧の中、自分の走りをしてくれたと思います。100Mでは、関東インカレに続き、今回も笹本が決勝進出、5位入賞です。前半は押さえているようにみえるかもしれませんが、きっちり”乗せる”ことを心がけ、それがうまくできているので後半は着実に伸びてきます。彼は入学してきてから、一貫してそういう走りができるよう練習に取り組んできたので、その成果がうまく出てきています。走幅跳では、主将・鈴木隆介が8位という結果でしたが、本人は相当不満な結果だと思います。スピードレベルが高まってきたため、踏みきりで少し潰れてしまうことや、踏みきりを取りにいってしまうので、ファールをしやすいところが課題です。主将としての重圧、チームのことを考えながら競技に取り組んできたので、今後は自己記録の更新を目標に秋まで頑張ってもらいます。4×100MRは6位入賞、40秒31は今季ベストです。1~3年生までの若いチームですので、来年は39秒台、関東と日本インカレで表彰台に上がれるようなチームにすることが目標です。

最終日、悪天候の中、走高跳では4年生の椿が入賞はできませんでしたが、よく頑張りました。関東インカレでどん底を経験し、精神的にも厳しい中で、インカレは調子戻してきたこと自体が立派だと思います。5000Mは上野が5位入賞、本人はもちろん優勝を狙っていたと思いますが、途中からは気持ちを切り替え、あきらめずによく走ってくれました。4×400MRの3位入賞は、何年ぶりでしょうか。野田コーチのもと、冬季練習から上位を狙うためのチームづくりをしてきましたが、今回の結果は選手が自覚し、頑張ってくれた証です。やはりマイルは流れが重要ですので、1走の野口が1,2番手で持ってきたよい流れを2走・桐井、3走・岡本がキープし、4走・海藤で勝負という理想的な展開でした。今年は、アンカー勝負で勝つことができませんでしたが、来年も同じ展開であれば必ず勝ちます。

短距離の4年生は今回の日本インカレで引退ということになります。私が監督に就任した年に入学してきた”同期”ですので、その選手達が引退となると特別なものがあります。彼らと陸上競技を一緒にやってきた中で、競技者としてだけではなく人間的にも成長していく様子を見て嬉しかったですが、私自身も彼らと同様に成長することができたと思います。4年生のみなさん、4年間お疲れさまでした、そしてありがとうございました。